フォント勉強中、KAYACデザイナーのoguraです。
書体の選び方にはいつも頭を悩ませています。
新しい書体を購入検討しようにも、メーカーの組版見本だけではイメージがわきにくく、
どんなウェブサイトで実際使われているのかなあ、と気になって。。。
自分のフォントフォルダにないものは書体見本帳や、メーカーのサイトをみて調べました。
まだまだ勉強中の身なので、お気づきのことがあれば、ぜひ教えてくださいね。
リョービ本明朝-Book 新かな(リョービイマジクス)
クラシカルであたたかみのある明朝体。ふところは広すぎず、狭すぎず、
エレガントなラインにうっとりしました!
(新かなか新小がなかは判別できませんでした。詳しいかた、ご教授ください!)
イワタ明朝体 オールド(イワタ)
ノスタルジックな曲線、ひとつひとつは華奢な印象もありますが、
ここではどっしりとした安定感すら感じます。
"みりん"という文字が有機的に前にでてきている印象です。
リュウミンH(モリサワ)
明朝体のスタンダード、リュウミン体!
端正な文字が大胆に使われていてインパクトあります!!
かれーらーめんの濃さ、強さに負けない存在感です。
リュウミンL(モリサワ)
同じく、リュウミン体。細いウェイトで字間をあけて
清楚で、正統なイメージが、ブライダルサイトにぴったりです。
丸明オールド(カタオカデザインワークス)
一世を風靡した丸明オールド。
クラシカルなのに先進的なイメージも兼ね備えている不思議な魅力。
メインコピーを縦組みで味わい深く見せています。
太ミン A101(モリサワ)
カヤックが担当させていただいたサイトからもひとつ。
古くから愛されているという太ミンA101。
ファミリーはありませんが、可読性が落ちないようやや太らせて使っています。
リズムのある配置がアナログな曲線とマッチして、
ゆるい温かみのあるデザインになっています。
見本と並べて、やっぱり書体は、美しく組んでこそ、
いきいきと生命をもつんだなあ。ということをひしひし感じました!
まだまだそのポテンシャルを知らない書体が沢山あるので
引き続き調査を続けたいと思います!