コンチわ!アプリデザイナーのIKOYAMAです!
今日は女子高生ゲストが来てくれましたー↓↓
アヤ:オッツー、マネージャーのアヤでーす。
好きな食べ物はシュークリーム☆★
「ぼくらの甲子園!」ていうモバゲーで配信中のソーシャルアプリ内で、
野球部のマネージャーとしてユーザーのみんなをサポートしてまーす。
今日はデザイナーブログ読者のみんなにも
「ぼくらの甲子園!」の面白さを紹介しに来たょ。楽しんで行ってね!
どんなゲーム?
「ぼくらの甲子園!」は高校球児となって甲子園優勝を目指すシュミレーションゲームだょ。
ユーザーのみんなは約二週間に一回開催される甲子園大会のために
「練習」や「特訓」でいろんな能力に磨きをかけながら、各都道府県のリーグ戦に挑んでるんだー!
今は100万人以上のひとが遊んでくれてるよ。みんないつもアリガトー!
もちろん、登録は無料だヨ!
3/31〜イベント開催中!!
今日から「いざ勝負!春の甲子園大会!」っていうイベントが始まったよ。
「イベント」っていうのは、番外編みたいなものかな。
いつもの本編とはちょっと違ったシステムで遊べるキャンペーンなんだー。
今回は「春の選抜大会」の代表に選ばれちゃったところからお話が始まるよ!
で、みんなでミニゲームをして相手チームのキャプテンと勝負するんだー。
ポイントを沢山獲得して、キャプテンを攻略できれば試合にも勝利!次に勝ち進むことができるよ。
もちろん、最終目標は優勝!!
みんなも是非参加してね!
燕山(エンヤマ):ま、誰が来ようと私たちが勝ちますけどね。
アヤ:ムキーーーー!どっから出て来たのー!!
この人、最初の対戦チームのキャプテンなんだけど、あたしたちの事すっごい見下してるの!
絶対負けたくない!お願い、一緒に倒してこいつの鼻を明かしてやろっ!
ということで、登録待ってるよー。 マネージャーのアヤでしたー。
ここから本題!イベントデザインは「節」をおさえろ!
はい、マネージャーのアヤちゃんでした。
アヤちゃんが紹介してくれたように、
ソーシャルアプリでは常設の本編と期間限定のイベントの二段構えでゲームを盛り上げるのが王道!
いくら本編が面白くても、それだけでは目新しさが足りず、ユーザーに飽きられてしまいます。
本編(平) → イベント(節) → 本編(平) → イベント(節)
…という節目を与えることでリズムを作り、ユーザーのモチベーションを持続させるわけです。
さらに、イベント期間中も緩急のリズムを意識的に組み立てます。
イベントの流れは、こんな感じです。
イベント開始(節) → ミニゲーム(繰り返しなので平) → ボスキャラ討伐!次の相手がお目見え(目新しいので節) → 次の相手を倒すべくミニゲームをプレイ(平)
さらにミニゲームの繰り返し部分を細かく見て行くと
ミニゲームを何度か繰り返す(平) → 報酬としてアイテムが貰える(節)
という小さな節目が入れ子になっています。
大きな平に節を入れ、分節された平にさらに小さな節を入れ、
常に変化を与えて飽きられるのを防ぐ構造なわけですね。
とするとデザインナーはユーザーに視覚的に節を意識させる必要があります。
では具体的にイベントのデザインで気を使っていた点をどうぞー↓。
いつ節が来るのか数字で教える!
いつ終わるかわからないゲームを楽しめるユーザーは少ないです。
しかし、終わりが分かっていれば少しくらい難しくても乗り越えられる気がしますね。
そこで、いつ節が訪れるのか、可能なら数字で明示します。
・あと○○ポイントでアイテムGET!
・あと○○ポイントで勝利!
などのモチベーションとなる情報は、ミニゲームを始める前後に必ず目につくようにミニゲームをはじめるボタンのすぐ近くに配置しています。
大きな節目はグラフィックも一新!
ユーザーは「変化」を読み取ることで節が来た事を意識できます。
今回のイベントでは相手チームを倒すという比較的大きな節が3回訪れます。
そこで、その3回でなんとデザインを一新!
とはいえ、工数には限りがあるので、
ヘッダー、タイトル装飾、キャラクター周りなど、目につく箇所に絞ってデザインしてます。
また前回のイベントは、中身のデザインはそのままでバナーだけ変化させたりしていました。
クリックする側からすると、イベントの中身が変わったように見えてオトクですね!
節目を記録しておこう!
ユーザーはかなりのパワーを使って節目を乗り越えて行きます。
今回のイベントでも、相手チームキャプテンを倒すまでに何度となくミニゲームをこなしてるわけです。
頑張れば頑張る程、節目を迎えた充実感は大きいもの。
この大きな感動を記録として残し、讃えてられてこそ、次も頑張る気力が湧いて来ます。 とはいえ、「未」「済」のようにそっけなく表示されては興ざめです。ここは演出にも配慮したい!今回は以下のような演出にしました。
・倒したキャプテンが捨て台詞を残す(ライバルから悔しがられる事で勝った事をより実感)
・トーナメント
(マネージャーのアヤちゃんの嬉々としたラクガキでテンションが上がる)
ソーシャルゲームの運用チームに所属してもう半年経ちますが、
日々学ぶことばかり。まだまだ奥が深いっすー。